WHAT IS LETTERPRESS


LETTERPRESS PRINTING
レタープレス(Letterpress Printing)は、刷りたい部分が高くなっている版(凸版)にインキをつけ、そこへ圧力をかけて、紙に転写する印刷方法です。日本語では「活版印刷」「凸版印刷」と訳されます。
 
HISTORY
15世紀に発明され、500年もの間頼りにされてきた歴史の長い印刷手法でしたが、デジタルプリントの登場で、手間と時間のかかるレタープレスは産業としては一度衰退してしまいました。
しかし、2000年以降、ハンドクラフトの潮流のなかで、若い世代によってレタープレスの価値が新たな形で見直され、特に欧米を中心に、多くのレタープレススタジオが誕生しました。そして今やレタープレスは、世界中のソーシャルステーショナリーの印刷に無くてはならない選択肢となっています。
 
IMPRESSION
当時は、木や金属製の活字を使用して印刷するのが主流で、”Kiss touch”といわれる印圧をかけない刷り方が当たり前でした。書籍など、圧がかかりすぎて裏面にアタリがでるのは、技術のない証拠と言われてきました。
それに対し、今「レタープレス」といって思い浮かべるのは、強く印圧がかかった表現。この“Deep Impression”という価値観は、デジタルデータからつくることができる樹脂製の版が登場してから生まれたもの。活字を使用しないので、強く圧をかけることができるようになり、デジタル印刷にはない「凹み」とその印影の美しさが新たな価値となりました。

※ソーシャル・ステーショナリー
個人用にパーソナライズされたペーパーアイテムのこと。名入れされた各種招待状、案内状、メッセージカード、広くは名刺などを指します。

IN OUR STUDIO
版の制作はデジタルになっても、活版印刷機を使っての細かい調整は今でも必要で、レタープレスの印刷プロセスはすべて手作業を必要とし、きれいに印刷するには多くの時間と手間がかかります

活字と樹脂版を用途に応じて使用していますが、インクを手で練り、印刷するアイテムごとに毎回印刷機の調整を行います。手動の印刷機では、一枚ずつ手で紙を差しながら印刷をするため、ひと刷りごとに微妙に色の出方や印圧が異なってきます。

レタープレスの印刷はあまり簡単ではありません。そして、手動の印刷機では、少量ずつしか印刷できません。

でも、自分の手で印刷することに飽きないのは、印刷をするたびに、レタープレスが生み出す美しい表現に魅了されるからです。
私が感じているこのレタープレスの魅力をより多くの方々に知っていただくために、これからもレタープレスアイテムの制作・発信や、ワークショップを通じたレタープレスの普及活動を続けていきたいと思っています。

megropressのアイテムや活動を通して、少しでも多くの方がレタープレスを身近に感じていただけたら、とてもうれしいです。