megropress meets Melbourne -MMoP 2

<この内容はmegropressの旧ブログの記事をそのまま表示しています>

やはり、事情があった。(前の記事からつづく)
もともとMMoPは、この世界に誇るべき印刷技術に関するアーカイブを展示するだけでなく、
印刷技術の体験やレクチャー、経験者はスタジオの機材をレンタルユースできたり、
小中学校やデザインスクールの授業の場となるなど様々な形で活用されていた。
MichaelがやっていたAustralian Type Companyという
活字会社を引き継いでミュージアムになった経緯があり、オーストラリアで唯一
活字を鋳造することができ、今も販売している。
しかし、深刻な資金難に陥っていた。

棚の上に置かれていた2009年のイベントのポスター
The poster printed for the fund raising event in 2009.
“SAVE MMOP”ポスターの組版
The typesetting for the poster “SAVE MMOP”

2009年、このミュージアムを救おうと、若いデザイナー達が立ち上がり、
ファンドレイジングイベントが施された。
各メディアでこの取り組みが話題となり、イベント当日は大盛況。
メジャーなデザイナーが、ここで印刷したプリントを限定販売したりもして、
AUS$20,000(約¥170万)を調達したそう。
その時のイベントの様子はこちらに写真があがっている。
私が見たもう一つのサイトというのは、この一環で立ち上げられたサイトだったみたい。

若い力でうまく復活を遂げるかのようにみえたけれど、
結果として彼らとオーナーとの意見が合わなくなって、この取り組みは長くは続かなかったよう。
Michaelから少し聞いた感じだと、彼らは、レタープレスで気軽に作品を刷れるような場所にしたがった、
でも、Michaelは、印刷のはじまりから現代の印刷技術までを網羅した
完璧な印刷博物館を作りたかったのだ、と。

わかる。でも、私はやっぱり、もったいない、と思ってしまった。
若い人の力を借りれば、より多くの人に知ってもらえただろうし、
資金繰りも解決したかもしれない、と。
でも、Michaelの夢について直接思いを聞き、頑固さと共に、その情熱にも感服した。
だから今は、この新しいミュージアムが無事整い、また多くの人を
迎え入れるようになることを願うばかりだ。

(追記:その後、2012年に入り、新しい場所にてニューオープンを果たしたようです。
それに伴いwebサイトもリニューアルされましたので、URLをupdateしています。)

ショールームになる予定の場所。まだオープンまでの道のりは遠そう。
Will be turn into the showroom. Still far from ready to open.

このミュージアムの引っ越し、実は今回が2度目。
活版道具の引っ越しは、ただごとではない。
megropressの引っ越しだって大変だったのに!比較にならないけれど。
しかも、今回彼はいくつかの場所にこれまで散在していた彼の収集物を、
すべてこの場所に集めるつもりだそうで、
めまいがしそうなほど大規模な引っ越し作業が展開されていた。

引っ越しの様子、その作業のなか体験させてもらった
Ludlowという鋳造機、そと母型のことなどは、また次の機会に。

It was not true.  (continued from the previous post)
I met Michael, the owner and had almost one day together, then I understood what’s going on and his passion.
The Museum has been struggling to keep afloat and lacks any financial support from the government.
In 2009, the found raising event was held for saving the Museum by the young volunteered people.
The event was so successful and it is said they raised about AUD$20,000. Click here to see the nice photos of the event.
I realized the another web site that I found formed a part of that campaign.

But, the partnership didn’t last very long, because of the conflict of the thoughts.
I’ve heard very roughly that Michael wants to make the Museum as a complete printing museum with educational function, the young people wants the Museum to be an open place to print with great old equipment.
I understand both of them…but it might be difficult to find a compromise plan.

Now, Michael runs the Museum by himself with a few volunteer staff, and the big moving has been carried out.
They moved for the second time…can you imagine how hard to move the letterpress or other old printing equipment ?! A dizzy hard.
There were a bunch of freight to store which easily overwhelmed my idea… See you in next post!

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