2025年のプランニング
2024年は風のように過ぎていき、年末がやってきました。
誰もが多忙になるこの時期、自分のための時間をしっかりと確保して、来年からのプランに当てていきましょう。
まずは、自分と向き合う時間をしっかりとスケジュール表でブロックするところから。
企業の倒産や再編なども相次ぎ、大きいからといって過信することができない世の中。2025年は、ますます独立起業する人たちが増えていくことも予想されます。
大量の情報が行き交い、政治や経済が激しく動く中、自分自身の中に「静寂」を持っておくことの重要性を感じます。
何がっても揺らがない軸と、拠り所を自分の中に持つ必要性を強く感じます。それはもちろん、ブランド活動にも影響します。
いまや、ブランドは、ブランドオーナーその人の生き方そのもの。「どう在るか」がさらに重要視されていきます。
今年は自分の中の静寂を表現した、寒色系のトーンです。
クールダウンさせ、感性を鋭く保てるように。
Year Planning Bookは13ページのワークブックです。
今年は1ページ増えました。中身を見てみましょう。
内容は10の項目で構成されています。
向き合う日を設けて集中するのもよし、1日少しずつ自分と向き合うステップを進めていくのも良いですね。もちろん使いたいところだけ使うのでもOKです。
Year Planner Contents
01. 3年後のこと
2024年の1年を計画するのですが、まず最初に3年後をイメージするところから始まります。自分の理想の姿や自分自身をこの機会に棚卸しをして、捉えなおしてから、目前の1年の計画を進めます。
02. 現在地を把握する(好きなこと/避けたいこと)
今の自分の状態に意識を巡らし、感じて確かめます。何が心地よくて、何が嫌なんだっけ?それを意識的に知っておくと、日々を進める上でストレスを軽減できるはず。
03. 優先順位を確認する [NEW]
今実際に身の周りにあること=つまり、自分が行動した結果近くに置いているものを見つめていきます。実際の行動が、理想とするものとかけ離れてはいませんか?逆に最近やらなくなったことや見なくなったものも合わせて意識してみるのも良い視点です。
04. 2024年を1ヶ月ずつ振り返る
もう遠い昔のよう…と思うかもしれませんが、愛おしい自分の1年。味わいながら振り返りましょう。忘れていた大切なことを思い出すかもしれません。
そして、ビジネスでは「何ができて、何ができなかったか」を確認しておきましょう。それなしでは次の年の目標設定はできませんよね。
05. 感謝したい人
昨年を思い返して浮かんできた人たちの顔を感謝の思いとともによく思い出しておきましょう。そして、「今自分が囲まれている人の平均=今の自分」ということもよく言われますね。どんな人たちとつながっているか、自分のいるコミュニティを俯瞰的に客観視できる良い機会です。
06. やることの仕分け(MKLS)
MKLSは「More:今より増やす/Keep:現状を維持する/Less:今より減らす/Stop:やめる」 の頭文字をとったものです。ここまでの振り返りを踏まえて、今年は何をどうしていくかを考えていきます。
07. 2025年のビジョンを描く
自由に2025年のビジョンを描きましょう。頭に浮かんだキーワードを書き込んでいくと、思いがけず繋がることもあるかも。そのなかでメインとなるテーマが見えたら中心に書き込みましょう。
08. 2025年のゴール設定
5つのカテゴリに対して、達成すべきゴールを考えましょう。2024と2025をBefore/Afterのように考えてもわかりやすいです。
09と10は、定めたゴールを実現化するための行動計画を策定していくパートです。ここが一番大事なところでもあります。
09. 各ゴールについてのアクションステップ
10. 各ゴールについてのアクションプラン
エピローグ
ワークブックには含まれていませんが、ここで年間の行動計画ができたら、発売日、公開日といった大切なマイルストーンはカレンダーに記入してしまいましょう。
ひとりひとりのやりたいことができる、エネルギーに満ち溢れた一年になりますように!