Resource Bank
Online Resources
ストックメディア
良質なストックフォトや動画コンテンツが多い。一番小さいサイズで$15程度〜。シーンの作り込みや雰囲気が今の感覚の人々に近いものが多く使いやすい。
洗練されたシーンフォトとモックアップにフォーカスしたサービス。megropressでもかなり多用しています。時々実施されるSALEを活用すると、お得に利用できます。
パッケージ関連
ブランド活動に必要な包装材をカスタマイズして制作できるWebサービス。オーストラリアの会社でが、香港ブランチより送付してくれる。デザインはAdobe illustratorがなくても、PDFや画像データでの入稿が可能。
板紙を中心に、シンプルな箱づくりをストイックに続けている。最近Webサイトもリニューアルされ、よりおしゃれになりました。
薄紙の印刷に特化した印刷所。純白ロール、グラシン紙など、表現がかなり広がります。実績サンプルは無料で送ってくれます。
デジタルツール
写真、イラスト、フォント、モックアップなどなど、世界中の制作したあらゆるグラフィック素材が販売されているオンラインマーケット。たくさんのデジタル素材を眺めているだけでも世の中の「いま」を少し感じ取れそうな気がします。
デザインができるオンラインツール。多数のテンプレートや素材が揃い、一通りのものが簡単に作れるサービス。無料で使えるが、制限が多いので有料版がお得だと思います。
Adobe系のデザインソフトが使えない方へのデザイン納品などにも役に立ちます。
Font Squirrel Webfont Generator
すでにダウンロードしてPCの中に持っている書体を、Webフォントとして使用したい時などに、WOFF形式に変換してくれるサービス。くれぐれもライセンス違反になっていないことをチェックしましょう。
商標登録ほか
AIによる無料調査から有償の詳細調査・管理までをワンストップでできるオンライン商標登録サービス。インターフェースのデザインがよく、ユーザビリティも◎でおすすめ。
Books
直感と論理をつなぐ思考法 / 佐宗邦威 著(ダイヤモンド社)
やりたいことが見つからないというモヤモヤは、人にも企業にもある。それは「人に受け入れられるにはデータやロジックに基づいた論理的な考えが必要」ということにとらわれすぎているからではないか?という問いから、直感や妄想をいかにアイディアや戦略に転換していくかという「ビジョン思考」を実践的に紹介した本。著者は、たくさんの企業のブランディングを手掛けるBIOTOPEの代表の方です。
ニューヨークのアートディレクターが日本のビジネスリーダーに伝えたいこと-世界に通用するデザイン経営戦略 / 小山田育・渡邉デルーカ 著(クロスメディアパブリッシング)
非常に実務的にブランディングが理解できる一冊。講座でも考えたようなブランドに不可欠な要素を考えるために項目が実例とともに紹介されています。ブランドビジョンとは?ブランド価値とは?といった各用語の解説もわかりやすいです。
非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術 / 斎藤太郎 著(東洋経済新報社)
ブランドを生み出し、動かすという、全体的な視点がトータルでわかる本。身近な企業の実例で語られるが、規模は違えど、スモールビジネスのオーナーはこれをひとりでやっている、つまりクリエイティブデイレクターなのです。とくにコンセプトの考え方がわかりやすい。
小商いのすすめ / 平川克美 著(ミシマ社)
スモールブランド、つまり「小商い」という事業のスタイルを、戦後史から紐解き、その意味を再認識させてくれる一冊。今の世の中や世界の動きを、ここまでの歴史や出来事を踏まえて俯瞰的に認識でき、小商いを自らが行う自負がより深く芽生えると思います。
自分でパパッとできる事業計画書 / 石井真人 著(翔泳社)
いわゆるブランディング視点ではなく事業視点でも、ブランディングで考えたことが重要だということが、別の角度からよく理解できます。他者がわかるよう言語化しておくことが、融資や補助金を受けるときの書類や各種のプレゼンでとても役に立つこともわかります。ハンドブック的な1トピック1見開きで、事業を運営する経営者として理解しておくことが簡潔にまとめられています。
How to Style Your Brand / Fiona Humberstone 著(洋書)
「ブランドスタイリスト」と名乗った初めての女性で、私が大きく影響を受けているFionaさんの最初の本。イギリスで2015年に出た本ですが日本では出版されていません。10年前から私が追ってた人で、この本が出たと知りすぐに買い求めました。上の事業計画の本でも言われていることを、こちらは完全に感覚・視覚から捉えるアプローチの本です。写真も美しいです。
ザグを探せ!最強のブランドをつくるために/ マーティー・ニューマイヤー 著(実務教育出版)
「If they zig, zag. -まわりがZIGなら、ZAGで行け」という「違いを生み出す」ということにフォーカスした本。ブランディングの巨匠であるマーティー・ニューマイヤーの日本語翻訳版です。原書のデザインのほうがかっこいいです。こちらはオンラインリソースでも紹介したようにコンテンツ化されていますが、エッセンスがコンパクトに凝縮されているので書籍もおすすめ。これ、子の本が出た2009年から言われてたのか…ということもけっこうある。