「自分らしく働くための3つのルール」を考えてみたら、「私が私でいるためのルール」になった
『&Premium』の7月号の特集は「仕事と生き方。」。
チャプター3へと進んだ私たちのPodcast「VISIONARIA TALKS」のInstagramでも、TSUGUMIさんがこの号を取り上げてくれています。
ずっと「働くことと生きること、そしてその間の視点や感覚」を伝えていきたい、とここ数ヶ月考えていた私たちにとって、7月の特集が「仕事と生き方。」だったことを知って、世の中的にみなが考えていることなんだな、と思っていたところです。
誌面の中に「自分らしく働くための3つのルール」という言葉がありました。それを見ながら、私自身のルールは何だろうと考えました。
なかなかすぐには出てこなくって、しばらく自分との対話を続けました。
最初は仕事の話として考え始めたのですが、振り返ってみると、私の場合は少し違ったようです。
仕事を頑張るためのルールというより、「私が私でいるためのルール」になっていると感じます。
でも、その結果として、今、自分で納得できている働き方があるのかもしれないと思いました。
私の、「自分らしく働くための3つのルール」はこんな感じでした。
自分なりの「自分らしく働くための3つのルール」を考えてみた
1. 好きなものには当事者として関わる
私は昔から、好きな場所や好きな人に出会うと、なんというか、少し不思議な感覚になります。
お客さんや参加者としてそこにいるというより、「自分もその場をつくる一人」になったような気持ちになるのです。
西村佳哲さんの『自分の仕事をつくる』の中で出てくる、「お客様のままではいられないこと」という話があるのですが、それにも通づるような気持ちです。
例えば、変な話だけど、よくいくカフェなどで、洗面台が濡れていたら拭きたくなるとか、おいてあるカードとかペーパーナプキンが乱れていたらちょっと整えたくなる、とか。
最初は、私が神経質なのかなと思っていました。でも、いつもそうするわけじゃないんです。
それで気づいたのは、その時私は、ただ、「ここ、好きだからな」と思っているということ。
好きな場所だから、少しでも気持ちよくあってほしい、という、もうそちら側のスタッフになったような気分でいるということに気づきました。
人も同じで、好きな人だから、少しでも良い状態でいてほしい、と思う。
振り返ると、仕事でも同じことをしている気がします。
2. 良い状態を育てる
私は人の話を聞くのが好きです。
誰かの思いや視点に触れることは、本当に刺激的で、楽しく、この世界のまた新たな一面に出会えたようで、豊かなことだと感じます。
でも、話を聞くのが好きな理由は、「情報収集が好きだから」ということではなく、
むしろ、話しているうちに相手の考えが整理されていったり、本人も気づいていなかった思いが見えてきたりする、その瞬間に立ち会うのが好きなのだと気づきました。
そう、ブランディングの仕事も同じです。
ブランドを作る工程のなかで、その人の中にある混沌を整理し、その人らしく動ける状態を整えるというところにも、面白いと感じている。
人も、場も、自分自身もそうですが、成果を追う前に、まず良い状態を育てる。最近の私は、そんなことを大切にしている気がします。
3. 面白かったことは言葉に残す
人の話を聞いたり、どこかへ出かけたり、本を読んだり。日々の中で「面白いな、興味深いぞ」と感じる瞬間がいくつもあります。
以前は、そのまま通り過ぎていたこともありました。でも最近は、できるだけ書き残したいと思っています。
なぜなら、「すごく大事だ」と思ったことですら忘れてしまうから…!という切ない理由もありますが、
言葉にすることで気づけることや、初めて見えてくるものがある、と思うからです。
そして、自分のために書いた言葉に、後の自分が救われたり、誰かの気づきになることがあります。
変化や違和感や発見を見過ごさず、受け取れる形にして残しておくことも、私にとって大切な習慣だと思いました。
この3つを支えているもの
この3つのルールを考えているときに見えたのは、このルールを支えているのは、もっと小さな日々の習慣だということでした。
それは、
よく寝る。
家族とつながる。
外へ出る。
人と話す。
整える。
書く。
どれも特別なことではないですね。
でも、忙しくなると後回しにしてしまいがちなことばかりです。
仕事と生き方の関係性は、年齢により変化すると思います。
けれど今は、自分が良い状態でいるための暮らしがあって、その延長線上に仕事があるように感じています。
だからこれは、「自分らしく働くための3つのルール」であると同時に、「私が私でいるための3つのルール」なのだと思ったのです。
あなたの、「自分らしく働くための3つのルール」はなんですか?