「だからブランドのInstagramの運用が大事なのか!」が腑に落ちて理解できる方法
頭ではわかっているけど、行動できないのが、ブランドのInstagramアカウント
いまやブランドのオーナーでInstagramのアカウントを運用していない方はいないのではないでしょうか?
Instagramををちゃんとやっていたほうがいいともちろんわかっているし、頻繁に更新してあったほうがいいというのもよく理解している。
でも、いろいろな理由や、いろいろな障害が頭をもたげ、なかなかスムーズにいかない…
最初はモチベーション高くやれていたが、いつの間にかペースが遅くなり、やれなくなってしまった…
ということはよくあるのではないでしょうか?
かくいう私も、ビジネスインスタは初心者レベル。
だから色々と学んでいるのですが、その際に、なるほどー!だからビジネスアカウントのインスタはちゃんとやっていたほうがいいんだ!と大きくうなづくことができた話があったので、シェアしたいと思います。
“SIMO”の考え方を使ってプロフィールを見直そう
今回ご紹介するのは、アメリカのパーソナルブランドコーチでもあり、作家、人気のYouTuberでもあるAmy Landinoさんの提唱する「SIMO」という概念です。
彼女がインスタグラムのそれぞれの機能を、ブランド運営の目線で概念化し、すべてのインスタグラムの機能を活かさない手はない!と思えるようなお話にしてくれています。
ここでは、私が書き直した図をベースにお話ししていきます。
SIMOとは、「Step Into My Office」の頭文字をとったもの。
Step Into My Office、つまり私のオフィスへどうぞ!ということなんですけれど、インスタのアカウントを自分のオフィスに見立て、8つの項目で考えていくというものです。
この概念に沿って、インスタのプロフィールを整えていくことでしっかりと見込み客に届くものになっていくという考え方です。
店舗がなくても、自分のブランドがお店のように存在していると考えてみましょう。
ここで気づくのは、私たちは、すごい大勢の人をそこに招きたいわけでも、すごい大勢の人に見てもらいたいわけでもない、ということです。
いいなと思ってくれそうな人のために、中に人がちゃんといて、明かりがついている。「やっているお店ですよ」ということを伝えたいのです。
具体的に8項目を見ていきましょう
①玄関マット →「アカウントのアイコン」
1番目につく顔の部分である「玄関マット」。これがInstagramでいうところのアカウントのアイコンとなります。Welcome!の気持ちが伝わるようにきれいに整えておきたい部分ですね。
AMyさんのアドバイスでは、不明瞭な写真やロゴなどではなく、中の人、つまりお客様に「いらっしゃいませ」と挨拶する人の顔写真を掲載することを推奨しています。その際は笑顔で、人を迎える、世いい印象のものにすること。そして印象的な色があるものよいということ。何度もお客様の目に触れることになるので、ブランド認知のための大切なパーツとなります。
②オフィスの看板 →「名前」
ブランド名のわかる看板は、Instagramのプロフィールの上部にある名前の部分。ブランド名がはっきりわかることはもちろん、何のお店なのかパッと理解できるジャンルや特徴がひとことでわかるとよいです。
玄関マットとオフィス看板以外何も見なくても、このビジネスが営業しているかどうか、そして必要な情報が何か、大体わかるということです。
③鍵のかかっていない開け放たれたドア →「プロフィール文」
あなたと初めての関わりを持てるように、中に入りやすい状態にしておくドア。これはプロフィールのテキストに当たります。
気になったお客様に、その場ですぐに繋がりを持つことができる場所です。
「初めての方へのガイド」的なものを置いておくのが重要です。いろいろなやり方がりますが、DMくれたら送りますよという無料で価値のあるPDFを提供したりなど。これらはドアが開いていますよ、というサインを送ることになります。
ほかにも、商品へのリンクを置いておいたり、あなたの信頼を高める情報や参考になるものを記載しておきましょう。
※図の中の2と3が反対になっていますので、脳内で図の番号を入れ替えて変えてお読みください!
④オープンサイン →フレンドリーなメッセージの内容
やってますよ、開いてますよ、のサインは、つまり自分らしい「“いらっしゃいませ”の言葉」。ようこそ、なのか、やあ!なのか、自分のトーンを表現しましょう。その言葉遣いやトーンが表現されるのがまさに次の場所↓
⑤郵便ポスト →「DM」
直接あなた宛の手紙が来るところといえば、DM。サービスを定ky提供したり、コミュニケーションをする場所です。他にもコメントなどありますが、個人的なメッセージやさらに深く知りたいという場合の質問がくるところでもありますよね。
⑥いくつもの窓 →「投稿」
外から中の活動を覗ける場所。写真だったり、動画だったり、活動の様子が想像できること。お客様は、そのブランド/ビジネスが自分に合うのかどうかを知りたいので、それがわかるようにたくさんの情報が見たいわけです。だから窓はたくさんあるんです。
写真やカルーセル、リール、ライブなど様々な形がありますが、どんな形式であれ、あなたのアイデアを共有し、何かを広く発信するための手段です。それを通じて、自分がどのように適切な人々を引き付けたいかを伝えることができます。見る人を教育し、情報を提供します、そして、シェアができる。この「窓」を指して、そのビジネスがどんなことをしているかを他の人に伝えることができます。見ている人を引き込んで、中を覗き見させるようなことができます。
⑦本日のお知らせ/予定 →「ストーリー」
伝えたいけれど、ずっととっておくものではないようなこと。それが今日行われたことがわかる「本日のお知らせ」のようなもの。それがストーリーです。
例えば「今日あなたが学んだことについて教えてください。それをどうすればすぐに実行に移せるのかも知りたいです。今、あなたのことを知り始めたところで、もっと知りたいと思っています。」といったユーザーの声に応えられるところです。ビジネスの裏側のハイライトや、Q&Aなど、リアルタイムで一貫してお客様に関わることができるものならどのような方法でもよいです。このお知らせボードは木ではなくクルクル変わるサイネージをイメージするとしっくりきます。
⑧電光掲示板に流れる大切なお知らせ →「ハイライト」
みんなに知っておいてほしいこと、大切なことを伝える場所。目に留まり、このブランドを知る上で分かっておいた方がいいことがわかる電光掲示板のようなもの、つまり「ハイライト」機能です。
この基本的な役割は、誰かをブランドの今の状況に追いつかせるためのものです。「今すぐ知るべき重要なことは何かがポイントです。Amyはこれを「ブリーフィング」、またの名を「TDNR=too long didn’t read(長過ぎて読みきれないもの)」と呼んでいます。
それを色々やっている活動の中で一番大事なことを示したり、よく質問されることをあらかじめ示したり、活動の裏側のシーンで、すごい!ということや活動内容を一番よく表現できていることを示したりします。これがあることで、お客さまは、ブランドの大事なことを早く把握することができます
以上の8項目です。
まとめ
SIMO= Step Into My Officeの考え方はいかがでしたか?
これは全部大事だし意味がある!と思えたのではないでしょうか?やらない手はない、というより、やっておかないとブランドの店の明かりが消えていることになり、閉店しているお店には誰も来ないことになります。
私にとってもヒントが多い投稿でしたので、まとめてみました。
あなたのインスタ運用に役立てば幸いです。
Amy Landinoさんに興味が湧いた方は、彼女のYouTubeチャンネルをご覧ください。
私はわりと昔から彼女の発信を見てきていているのですが、サバサバしていて英語の話し方も好きだし、なにより美しい。女性起業家に向けたヒントに溢れてますよ。
英語の学びにもぴったりです。
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