やることを増やす前に、手放す。Year Planner 2026
2025年も、また年末がやってきました。
誰もが忙しくなるこの時期、来年の目標を立てようと思いながら、結局「いつもと同じ延長線」で終わってしまう人も多いのではないでしょうか。
だからこそ、私は計画の前に、いったん立ち止まる時間を取ることをおすすめしています。
まずは、スケジュールに「自分と向き合う時間」をブロックすることから。
目まぐるしく過ぎる毎日のなかで、時間が溶けていくように感じるときほど、自分のペースを取り戻す必要があります。
自分のペース、自分の呼吸で動けているとき、
私たちは初めて「日々をコントロールできている」と感じられます。
そしてそれは、仕事やブランド活動にもそのまま影響します。
自分のペースで毎日を過ごしていけるようになるためのきっかけとして作ったのが、この Year Planner(13ページのワークブック) です。
Year PlannerのPDF無料ダウンロードはこちらから。
このワークブックは、スケジュール帳でも、目標管理ツールでもありません。
「自分の軸を取り戻し、その上で来年を設計するための時間をつくるための装置」のです。
来年の目標を立てることに目が行きがちですが、
まず必要なのは今年の振り返りです!
何ができたのか。何ができなかったのか。
誰に支えられたのか。
何を手放すべきか。何を育てたいのか。
柱を立てる前の地ならしのように、整理しておくことで、
目標は「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」になります。
Year Planning Bookは13ページのワークブックです。
内容は10のステップで構成されています。
こんな方におすすめ
目標を立てても続かない人
仕事と自分のバランスが崩れている人
ちゃんと考えたいのに時間が取れないままの人
Year Planner Contents
01. 3年後のこと
2025年の1年を計画するのですが、まず最初に3年後をイメージするところから始まります。自分の理想の姿や自分自身をこの機会に棚卸しをして、捉えなおしてから、目前の1年の計画を進めます。
02. 現在地を把握する(好きなこと/避けたいこと)
今の自分の状態に意識を巡らし、感じて確かめます。何が心地よくて、何が嫌なんだっけ?それを意識的に知っておくと、日々を進める上でストレスを軽減できるはず。
03. 優先順位を確認する
今実際に身の周りにあること=つまり、自分が行動した結果近くに置いているものを見つめていきます。実際の行動が、理想とするものとかけ離れてはいませんか?逆に最近やらなくなったことや見なくなったものも合わせて意識してみるのも良い視点です。
04. 2025年を1ヶ月ずつ振り返る
もう遠い昔のよう…と思うかもしれませんが、愛おしい自分の1年。味わいながら振り返りましょう。忘れていた大切なことを思い出すかもしれません。
そして、ビジネスでは「何ができて、何ができなかったか」を確認しておきましょう。それなしでは次の年の目標設定はできませんよね。
05. 感謝したい人
昨年を思い返して浮かんできた人たちの顔を感謝の思いとともによく思い出しておきましょう。そして、「今自分が囲まれている人の平均=今の自分」ということもよく言われますね。どんな人たちとつながっているか、自分のいるコミュニティを俯瞰的に客観視できる良い機会です。
06. やることの仕分け(MKLS)
MKLSは「More:今より増やす/Keep:現状を維持する/Less:今より減らす/Stop:やめる」 の頭文字をとったものです。ここまでの振り返りを踏まえて、今年は何をどうしていくかを考えていきます。
07. 2026年のビジョンを描く
自由に2026年のビジョンを描きましょう。頭に浮かんだキーワードを書き込んでいくと、思いがけず繋がることもあるかも。そのなかでメインとなるテーマが見えたら中心に書き込みましょう。
08. 2026年のゴール設定
5つのカテゴリに対して、達成すべきゴールを考えましょう。2024と2025をBefore/Afterのように考えてもわかりやすいです。
09・10. アクションステップ/アクションプラン
定めたゴールを実現化するための行動計画を策定していくパートです。
ここが一番大事なところでもあります。
最後に、年間のマイルストーンをカレンダーに落とし込みましょう。
向き合う日を一日設けるのもよし。
少しずつ進めるのもよし。
必要なところだけ使うのもOKです。
ひとりひとりが、自分の本音に沿って動ける一年になりますように。
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