やりたいことなのに、なぜ私たちは消耗してしまうのか?①
今年の初め、megropress Stationeryという活版印刷のステーショナリーブランドとして、展示会へ参加していました。
今回のイベントを終えて、強く残った感覚がありました。
それは「達成感」。
認知や営業、業界への貢献、つながりといった、そうした外向きの目的も、もちろんありました。
でも、終えてみて一番強く残ったのは、「やり切った」という感覚でした。
今回の展示では、「Send」ではなく「Send Out」という言葉を使いました。
送りたい気持ちが生まれたときに、ただ思うだけで終わらせず、「送り切る」「届け切る」ことができるためのプロダクトを、展示・販売していたからです。
何かをやり抜くこと、完遂すること。
それは、私にとって、とても大きなテーマだったので、ブランドとして届けたいメッセージとして扱ったのです。
私は現在、ブランディングディレクターとしての仕事がメインですが、独立当初は、活版印刷のステーショナリーレーベルとして活動を始めました。
結果的に、事業として続ける難しさに直面し、十分にやり切れないまま、別の事業の柱を探すことになりました。
活版印刷との関わりは続けてきたものの、「こうありたかった」というイメージを抱えたまま、志半ばで手放した感覚は、今も残っています。
これは、私だけの話ではないと思っています。
やりたいと思いながら、途中で止まっていること。
少し手をつけただけで、そのままになっていること。
そうしたものを、多くの人が、ひとつやふたつ抱えているのではないでしょうか。
「やりたいことがあるのに、なぜか進めない。」
その状態はなんで起こるのでしょうか?
そこには「達成感」というものが大きく関わっていると今回感じました。
そしてその「達成感」は、女性を生き生きさせ、消耗せずに進んでいくために、ものすごく重要な要素だと感じています。
こうした状況は、意志の問題ではなく、「達成感が生まれない構造」の中にいるからなのかもしれません。
では、達成感が生まれるようにするには、どうしたらいいのか?
そもそも、この「達成感」とは何なのか?
次回の記事で、それを考えてみたいと思います。