やりたいことなのに、なぜ私たちは消耗してしまうのか?②
前回から、「達成感」の話をしています。
達成感は、女性を生き生きさせ、消耗せずに進んでいくためのものすごくキーだと思っているということ、
「やりたいことがやりきれない」のは、意志が弱いからではなく、多くの場合、「達成感が生まれない構造」の中で、無理に頑張り続けているだけなのだ、
という話をしました。
今回は、達成感というものは一体なんなのか、そして、達成感を生み出すためには、どういう構造を整えれば良いのか?を深く考えていきたいと思います。
私が今言っている「達成感」は、
タスクを終えた
進捗が出た
ToDoが消えた
という作業的達成感ではありません。
達成感は、評価でも結果でもないし、誰かに褒められることとも違う。もっと根っこにある、「私は、私の力で、意味のある選択と行動をしたのだ!」という存在レベルの達成感です。
だから達成感があると生き生きするし、エネルギーが戻り、「またやろう」と思えるわけです。
私はこれを、「心のうるおい」だと思っています。
達成感があれば、人は乾きません。
外から承認や刺激を与えられなくても、自分の内側でエネルギーが循環するからです。
とくに女性は、気づく・気を配る・先回りすることができちゃう生き物だから、何もしなくても、どうしてもエネルギーが減りがち。
だからこそ、「達成感=心のうるおい」を常に感じて、うるおいを積極的に保っていく必要がありますよね。
達成感は、頑張ったご褒美ではありません。
続けるために、必要なものであり、動き出す前に、整えておく土台です。
では、その土台はどうやって整えるのか?
「もっと頑張る」とか、「気合を入れる」ということではありません。
まずは、今の自分の状態を、正直に確かめること。
そのために、動き出す前に、自分に投げてほしい3つの問いがあります。
動き出す前に、自分に投げたい問い
もし今、
「やりたいことがあるのに、なぜか動けない」
そんな状態にいるとしたら、
それは意志の弱さではないかもしれません。
「とにかく動こう!」
「小さくても一歩を!」
と言われて苦しくなるときほど、
先に立ち止まって、ここを確かめてみてください。
自分を消耗させずに進むための4つの問い
1. エネルギーは、どこで減っている?
これをやったあと、私は回復している?それとも、気づかないうちに消耗している?
何もしていないのに、エネルギーが削られている場面はどこ?
本当は、引き受けなくてもよかったことは何だろう?
→エネルギーが減り続けている状態では、どれだけ頑張っても、達成感は生まれません。
2. これは「自分で選んだ」と言える?
もし誰にも期待されていなかったとしても、私はこれを選ぶだろうか
これは「自分の選択」だった?それとも「役割」や「期待」を引き受けただけ?
今やめたら、私は誰に罪悪感を感じる?
この行動は、私のどんな部分を満たしている?
→達成感は結果ではなく、「これは私が、私のために選んだ」と
身体で感じられるかどうかで決まります。
3. 今回の「やり切りライン」はどこ?
今回は、どこまでできたら「十分」と言える?80点で終わらせるとしたら、何をやらない?
「まだ足りない」と思っているその基準は、本当に自分のもの?
→「完璧ライン」しかないと、どこまで行っても達成感は得られません。
この3つが整って、はじめて「一歩踏み出す」が、前向きな力になります。
整わないまま動こうとすると、進まないだけでなく、やりたいことそのものが苦しくなってしまう。
だからまずは、動く前に問い直す。それは、止まることではなく、ちゃんと進むための準備です。
今年、VISIONARIAという活動でも、私はこの「達成感が生まれる構造」を整えるサポートをしていきたいと考えています。
megropressとしてのブランディングも同じです。
やり方や見せ方の前に、その人が「やり切れる構造」をきちんと準備することを心がけていきたいと思っています。