Monthly Press「自分の言葉になるまで。」2026年3月号

Monthly Pressは、megropressの目黒洋子が、女性として、母として、人としての視点で、普段のブランディングやビジネスのこと以外に、シェアしたいことがらをその月のテーマとともにお届けする試みです。

1.先月の断片から
2.今月のテーマ
3.今月の小さなお知らせ


1.先月の断片から


自分の進む方向のこと

・ここ最近、ずっと考えていたのは「どこへ行くのか」ということよりも、「何をしないのか」ということ。やりたいことを増やすより、削ぎ落とすことの方が難しい。

・バイブルのように何度も読み返している本を改めて読み直したり、あらためて「自分が憧れる人は誰なのか?」を考えてみたりしていた。
結局、目指す方向というのは、外側にある情報ではなく、自分の中にある感覚を確かめていく作業なのだと思う。

Podcastのインタビューでお話を聞いた村山祐紀子さんの言葉も、ずっと頭の中に残っている。
「自分らしさを、名詞ではなく動詞でとらえる。」
“私はこういう人です”と固定するのではなく、“どう行動しているか”の中に自分らしさがあるという考え方。それを聞いてから、自分の行動を少しだけ違う目で見るようになった気がする。

軽井沢のこと

・軽井沢で行われた「調和2.5」というイベントにも足を運んだ。
This is Uのメンバーが参加しているのもあって、どこか見届けるような気持ちもあった。

・まだ冷たい空気の中で見た浅間山が、とてもきれいだった。人の挑戦や、新しい一歩を見守るような、静かな時間だった。

The Learningspaceの村山さんへのインタビュー収録の風景

調和の一コマ。素敵だった、mabatakiとporte designのコラボブース。

2.今月のテーマ「自分の言葉になるまで。」


最近、AIに質問をすることが増えました。
問いを投げると、驚くほどの速さで、しかも大量の答えが返ってくる。

でも、そのスピードは、ときどき少し早すぎる気もしています。

良い答えをもらったとしても、それをそのまま受け取るだけでは、なかなか自分のものにならない。
本当に大事なのは、その言葉を自分のフィルターに通すことなのだと思います。

そのときに役に立つのが、「手書き」だと思っています。

もらった言葉を書き写してみたり、気になった言葉にマーカーを引いたり、言葉と言葉を線でつないでみたり。

「本当にそうだろうか?」と考えたり、「なるほど」と腑に落ちたりする過程は、頭の中だけよりも、手を使いながら紙の上で起きたほうがずっと整理されていくような気がします。

実際、手書きには記憶の定着や理解を深める効果があるという研究も多くあります。
キーボード入力よりも、手書きの方が脳の広い領域を使うと言われていて、そのぶん情報を自分の中で再構成しながら受け取ることになるそうです。

AIがくれるのは「情報の速度」だとしたら、手書きがくれるのは「理解の速度」といったところでしょうか。

言葉がちゃんと自分の中に残るには、もしかすると手書きくらいのスピードが、ちょうどいいのかもしれません。

AIの時代だからこそ、自分の言葉を、自分の手で受け取る時間を大事にしたい。
そんなことを考えました。

3.今月の小さなお知らせ

3月は、VISIONARIAの取り組みについて、もう少し詳しいお知らせができそうです。

現在準備しているのは 「VISIONARIA : LIFE EDITION」というプログラム。
人生のコンセプトをつくることをテーマに、少人数でじっくり取り組むプログラムを考えています。
詳細は、VISIONARIAのInstagramで順次お知らせしていきますので、よかったらフォローしてチェックしていただけたらうれしいです。

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