2024年をプランニングする
2024年の計画は、もうたてましたか?
なかなか自分だけの時間がとりづらい年末年始ですが、1月は始動の月、自分のこれからを考え直すのにあててみては?
2021年ごろから「風の時代」に突入したといわれていていますが、人々の心持ちも変わってきているのを少し実感しています。
風の時代を表すキーワードは、コミュニケーション、情報、知性、ネットワーク、調和、自由、個性、コンピューター。
大きくその特徴として言われているのは、
・目に見えないものの価値が増す
・軽く、風に乗るような感覚のものが適性が良い
・自由や個性が重視される
ということのようです。
最後の「自由」と「個性」は、自分のビジネスを始める人が多いということにも表れていますね。
2015年と比較して、2021年時点のフリーランス人口は640万人の増加、経済規模は9.2兆円増加したと言われています*。
世界中で想像できないようなことも起こっていますが、外に風が吹き荒れても、揺るがない「自分」という軸を持つことが今まで以上に大切なっていきます。
そのような時代に、自分の軸をしっかり持っておくことがより重要です。それは、自分との対話なしには獲得し得ないなと感じます。
毎日が飛ぶように過ぎていくなかで、外部の騒音に紛らわされずに心の声と対話する、そういう時間をほんとうに確保しないといけないと思います。
*「新・フリーランス実態調査 2021-2022版」より
今年は落ち着いたピンクトーンです。心穏やかに自分と向き合う時間を過ごせるように。
Year Planning Bookは12ページのワークブックです。
中身を見てみましょう。
内容は10の項目で構成されています。
向き合う日を設けて集中するのもよし、1日少しずつ自分と向き合うステップを進めていくのも良いですね。もちろん使いたいところだけ使うのでもOKです。
Year Planner Contents
01. 10年後のこと
2024年の1年を計画するのですが、まず最初に10年後をイメージするところから始まります。自分の理想の姿や自分自身をこの機会に棚卸しをして、捉えなおしてから、目前の1年の計画を進めます。
02. 好きなこと/避けたいこと
今の自分の状態に意識を巡らし、感じて確かめます。何が心地よくて、何が嫌なんだっけ?それを意識的に知っておくと、日々を進める上でストレスを軽減できるはず。
03. 2023年を1ヶ月ずつ振り返る
もう遠い昔のよう…と思うかもしれませんが、愛おしい自分の1年。味わいながら振り返りましょう。忘れていた大切なことを思い出すかもしれません。
そして、ビジネスでは「何ができて、何ができなかったか」を確認しておきましょう。それなしでは次の年の目標設定はできませんよね。
04. 感謝したい人
昨年を思い返して浮かんできた人たちの顔を感謝の思いとともによく思い出しておきましょう。そして、「今自分が囲まれている人の平均=今の自分」ということもよく言われますね。どんな人たちとつながっているか、自分のいるコミュニティを俯瞰的に客観視できる良い機会です。
05. やることの仕分け(MKLS)
MKLSは「More:今より増やす/Keep:現状を維持する/Less:今より減らす/Stop:やめる」 の頭文字をとったものです。ここまでの振り返りを踏まえて、今年は何をどうしていくかを考えていきます。
06. 2024年のビジョンを描く
自由に2024年のビジョンを描きましょう。頭に浮かんだキーワードを書き込んでいくと、思いがけず繋がることもあるかも。そのなかでメインとなるテーマが見えたら中心に書き込みましょう。
07. 2024年のゴール設定
5つのカテゴリに対して、達成すべきゴールを考えましょう。2023と2024をBefore/Afterのように考えてもわかりやすいです。
08と09は、定めたゴールを実現化するための行動計画を策定していくパートです。ここが一番大事なところでもあります。
08. 各ゴールについてのアクションステップ
09. 各ゴールについてのアクションプラン
10. エピローグ
ワークブックには含まれていませんが、ここで年間の行動計画ができたら、発売日、公開日といった大切なマイルストーンはカレンダーに記入してしまいましょう。
ひとりひとりのやりたいことができる、エネルギーに満ち溢れた一年になりますように!